ポイント
本記事は、Xiaomiから発売されているMi Smart Band6(グローバル版)(Miスマートバンド6)のレビュー記事です。
本記事はかなり長めなので、適宜目次を使用してくださいね。
旧モデルのMi Smart Bnad5のレビュー記事は↓です。
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Mi Smart Band6(グローバル版)のスペック
Mi Smart Band6(グローバル版)のスペック詳細は↓の記事にまとめていますので、ここではその概要をご紹介します。
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Mi Smart Band6の基本スペックは以下の通り。
- 画面サイズ:1.56インチ
- ディスプレイ解像度:154×486
- 重量:12.8g
- バッテリー:14 日間
- 防水性能:5ATM
- センサー:高精度 6 軸センサーおよび PPG 心拍数センサー
- 活動量計:SpO2(血中酸素濃度)、心拍センサー、消費カロリー、睡眠、歩数計機能 他
- スポーツ:30種類(ランニング、サイクリング、プールスイミング 他)
Mi Smart Band6は、大人気Mi Smart Bandシリーズの最新作であり、そのクオリティの高さは言うまでもないでしょう。
今作のMi Smart Band6は、スマートバンドとしてはディスプレイ解像度が高く、画面サイズも大きいため、視認性に長けています。
また、SpO2(血中酸素濃度)が測定できる点もポイントです。
スポーツモードは、30種類もあり、どんなスポーツにも対応できるでしょう。
旧モデル(Mi Smart Band5)からのアップデートをチェック
Mi Smart Band6(Miスマートバンド6)と旧モデル(Mi Smart Band5)(Miスマートバンド5)のスペックを比較すると下記の通りになります。
Mi Smart Band6(新モデル) | Mi Smart Band5(旧モデル) | |
画面サイズ | 1.56インチ | 1.1インチ |
ディスプレイ解像度 | 154×486 | 294×126 |
重量 | 12.8g | 11.9g |
バッテリー | 14 日間 | |
防水性能 | 5ATM(5気圧防水) | |
センサー | 高精度 6 軸センサーおよび PPG 心拍数センサー | |
活動量計 | SpO2(血中酸素濃度)、心拍センサー、消費カロリー、睡眠、歩数計機能 他 | 心拍センサー、消費カロリー、睡眠、歩数計機能 他 |
スポーツモード | 30種類 | 11種類 |
旧モデルであるMi Smart Band5(Miスマートバンド5)からのアップデートをざっくりまとめると下記の通りです。
- 画面サイズが大型化され、見やすくなった
- 画面解像度が高くなり、綺麗になった
- SpO2(血中酸素濃度)が測れるようになった
- スポーツモードがかなり増えた
はっきり言って、大きなアップデートはありませんね。
前評判ではGPSやAlexaが搭載されると噂されていただけにがっかりです。
Mi Smart Band6(Miスマートバンド6)の前評判は↓の記事で解説していますので興味のある方は覗いてみてください。
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Mi Smart Band6(グローバル版)を開封
AliexpressでMi Smart Band6(グローバル版)を購入して、1ヶ月以上待ちました。
箱がボロボロになっています。長旅の証拠ですね。
それではさっそく開封していきます。
内容物は、Mi Smart Band6(グローバル版)本体と充電ケーブル、説明書です。
シンプルで良いですね。
まずは、Mi Smart Band6(グローバル版)本体をじっくり見ていきましょう。
正面からMi Smart Band6(グローバル版)を撮影。
左側からMi Smart Band6(グローバル版)を撮影。
右側からMi Smart Band6(グローバル版)を撮影。
背面からMi Smart Band6(グローバル版)を撮影。
本体をじっくり見てみましたが、外観は旧モデル(Mi Smart Band5)から変わってなさそうです。
旧モデル(Mi Smart Band5)との比較は後述しますが、サイズに変化はありませんでした。
続いて、充電ケーブルをチェックします。
って、あれ、充電ケーブルも旧モデル(Mi Smart Band5)と似ていますね。
後日確かめてみましたが、充電ケーブルは旧モデル(Mi Smart Band5)と全く同じものでした。
Mi Smart Band6(グローバル版)をスマートフォンとペアリング
さっそく、Mi Smart Band6(グローバル版)をスマートフォンをペアリングして使ってみましょう。
私はiPhone11とMi Smart Band6(グローバル版)をペアリングさせます。
Mi Smart Band6(グローバル版)をペアリングするには、Mi Fitアプリをインストールします。
Mi Fitアプリをインストールしたら、スマートフォンとMi Smart Band6(グローバル版)をペアリングします。
ペアリングするデバイスから「バンド」を選択し、指定の通りにタップしてきます。
こんな感じですぐにスマートフォンとペアリングできちゃいました。
所定のアップデートを済ませ、さっそくMi Smart Band6(グローバル版)を使っていきます。
Mi Smart Band6(グローバル版)を使ってみる
スマートフォンとMi Smart Band6(グローバル版)をペアリングできたので早速使っていきます。
Mi Smart Band6(グローバル版)を腕に装着してみました。装着感は旧モデル(Mi Smart Band5)と変わらないです。
とはいえ、フルディスプレイになっているので、かなり視認性は向上しています。
Mi Smart Band6(グローバル版)でできること
先に述べたとおり、Mi Smart Band6(グローバル版)は基本的に旧モデル(Mi Smart Band5)でできることと大差ありません。
Mi Smart Band6(グローバル版)のできることをまとめると下記の通り。
【旧モデル(Mi Smart Band5)と同様の機能】
- 心拍数モニタリング・心拍数アラート
- ストレスモニタリング
- 睡眠トラッカー
- PAIスコア測定
- スポーツモード
- 歩数計
- タイマー
【Mi Smart Band6からの追加機能・拡充機能】
- SpO2(血中酸素濃度)測定
- ポモドーロタイマー
- 通知のアイコン表示
- ディスプレイ表示の拡充
- スポーツモードの拡充(11種類→30種類)
- 睡眠トラッカーのうち「睡眠時呼吸の質」の測定
本記事では、Mi Smart Band6(グローバル版)からの追加機能・拡充機能に焦点を当ててご紹介していきます。
Mi Smart Band6(グローバル版)でSpO2(血中酸素濃度)を測定する
まず、今回のアップデートの目玉であるSpO2(血中酸素濃度)測定を実施してみます。
ディスプレイをスクロールし、「SpO2」をタップします。
すると、SpO2(血中酸素濃度)を測定する旨の表示が出るので、表示に従いタップします。
SpO2(血中酸素濃度)の測定には、少し時間がかかるようです。
30秒ほど待つと測定結果が出ました。
測定時点の私のSpO2(血中酸素濃度)は93%らしいです。
SpO2(血中酸素濃度)は、90%以上あれば体内に酸素が十分に供給されているらしいので、私は健康ということが分かりました。
Mi Smart Band6(グローバル版)でポモドーロタイマーを使用する
個人的にポモドーロタイマーは、Mi Smart Band6(グローバル版)で一番期待していた機能です。
ディスプレイをスクロールし「More」をタップします。
「Pomodoro timer」の表示をタップします。
25分タイマーが起動しますので、再生ボタンをおします。
すると、25分→5分→25分のポモドーロタイマーが使用できます。
所定の時間に達するとヴァイブレーションがなります。
ポモドーロタイマーの間隔である25分は5分刻みで自由に設定できます。
Mi Fitアプリでショートカットに設定しておけば、一瞬でポモドーロタイマーを起動できるのでおすすめできる機能です。
Mi Smart Band6(グローバル版)の通知をチェック
Mi Smart Band6(グローバル版)から、アプリのアイコンが表示されるようになりました。
Gmailの場合このように通知が表示されます。
Mi Smart Band6(グローバル版)での操作は日本語に対応していませんが、通知に関しては日本語に対応しています。
Mi Smart Band6(グローバル版)はフルディスプレイになり、解像度が高くなっているので通知がかなり見やすいです。
日本語だと一行あたり5文字が表示されるようです。
LINEの通知だとこのように感じに表示されます。
簡単なメッセージであれば、スクロールすることなく通知を確認することができます。
Mi Smart Band6(グローバル版)のディスプレイ表示をチェック
続いて、Mi Smart Band6(グローバル版)のディスプレイ表示をチェックしていきます。
Mi Smart Band6(グローバル版)からディスプレイの表示領域が拡張されており、これに伴いディスプレイのアレンジの自由度が増しています。
設定できる基本ディスプレイは3種類となっており、それぞれの領域での表示を自由にカスタマイズすることができます。
例えば、一番左のディスプレイが特に自由度が高めで、↓のような感じにセッティングすることができます。
歩数や心拍数、消費カロリーや、バッテリー、天気、降水確率、日没時刻などを自由にアレンジできますよ。
その他、Mi Fitアプリには↓のような数多くの壁紙が用意されています。
スポンジボブ以外分からないですが、すごい量の壁紙ですね。
Mi Smart Band6(グローバル版)のスポーツモードをチェック
Mi Smart Band6(グローバル版)のスポーツモードは旧モデル(Mi Smart Band5)の11種類から30種類に大幅に拡充されています。
屋外ランニング、トレッドミル、ウォーキング、サイクリング、屋内サイクリング、水泳、ヨガ、縄跳び、ダンスなど
だいたいのスポーツに対応しているのではないでしょうか。
ワークアウトを積極的に行っている方には、Mi Smart Band6(グローバル版)おすすめできますね。
Mi Smart Band6(グローバル版)で「睡眠時呼吸の質」を測定する
Mi Fitアプリで設定をしていると旧モデル(Mi Smart Band5)にはなかった「睡眠時呼吸の質のモニタリング」が追加されていることに気づきました。
なんだかよく分かりませんが、睡眠時呼吸の質を測定してみます。
「睡眠時呼吸の質のモニタリング」を測定できました。97点でした。
90点~100点が良好値なので、97点は良質な睡眠が取れているといえますね。
Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)の実機比較
続いて、Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)の比較をしていきます。
個人的に、Mi Smart Band6(グローバル版)のライバルは旧モデルであるMi Smart Band5になると思っています。
性能面での差はあまりなく、価格面で旧モデルであるMi Smart Band5が優位だからです。
というわけで、新旧モデルの比較をしていきます。
Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)のサイズ比較
まずは、Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)のサイズを比較していきます。
新旧モデルを正面からを撮影。
新旧モデルを左側から撮影。
新旧モデルを右側から撮影。
バンドを外して、新旧モデルを撮影。
サイズは全く一緒ですね。
サイズが同じであることを確認するために、旧モデル(Mi Smart Band5)の替えバンドをMi Smart Band6に装着してみます。
バッチリ装着できちゃいました。
ということで、Mi Smart Band6と旧モデル(Mi Smart Band5)は同じサイズということが分かりました。
Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)の重量比較
続いて、Mi Smart Band6と旧モデル(Mi Smart Band5)の重量を測定していきます。
まずは、旧モデル(Mi Smart Band5)から測定します。
旧モデルMi Smart Band6は22gでした。
続いて、Mi Smart Band6を測定します。
Mi Smart Band6は23gでした。
Mi Smart Band6と旧モデル(Mi Smart Band5)は1gしか変わらないようです。
1gしか変わらないので誤差かもしれませんね。
Mi Smart Band6(グローバル版)と旧モデル(Mi Smart Band5)のバッテリー持ち比較
Mi Smart Band6(グローバル版)は旧モデル(Mi Smart Band5)よりもバッテリー持ちが良くないという噂を聴きましたので、バッテリー持ちの比較を行いました。
バッテリーの公称値は互いに「14日間」なので差は出ないと思いますが、一応比較してみます。
バッテリー持ちの比較にあたっては、下記の設定で実施しました。
- 画面の明るさ:3
- 自動画面オフ:既定
- 心拍数モニタリング:1分毎
- 睡眠トラッカー:オン
- 心拍数モニタリング:オン
- 睡眠時の呼吸の質:オフ ※Mi Smart Band6のみ
揃えられる条件は揃えて、1日間使用しバッテリー持ちを比較しました。
バッテリーは新旧モデルともに100%からスタートです。
1日後。
新旧モデルを丸1日使用した結果、バッテリーの残量は下記のようになりました。
Mi Smart Band6:91%
旧モデル(Mi Smart Band5):88%
旧モデル(右:Mi Smart Band5)は1年弱使用していたのでバッテリー容量が減っていたのかも知れませんが、Mi Smart Band6の方がバッテリー持ちが良いということが分かりました。
Mi Smart Band6(グローバル版)の良いところとイマイチなところ
Mi Smart Band6(グローバル版)を使用して感じた良いところは下記です。
- ディスプレイサイズが大型化、解像度が高い
- ポモドーロタイマーが便利
旧モデル(Mi Smart Band5)から物理的なサイズは変わらず、フルスクリーンに対応し解像度が高くなったので、ディスプレイの視認性は格段に上がりました。
時計や通知を確認しやすくなりましたね。
また、ポモドーロタイマー搭載は個人的に非常に嬉しいです。作業の効率化に寄与してくれると思います。
一方で、Mi Smart Band6(グローバル版)を使用して感じたイマイチなところは下記です。
- 旧モデル(Mi Smart Band5)から大きなアップデートがない
- 旧モデル(Mi Smart Band5)よりも操作性が悪い(個人的感想)
旧モデル(Mi Smart Band5)からの変化がほとんど無いというのはがっかりです。
なんなら、旧モデル(Mi Smart Band5)の方が操作性が良いとさえ感じます。
旧モデル(Mi Smart Band5)には↓の写真のようにディスプレイ下にボタンがあり、このボタンで前の操作に戻ることができました。
一方でMi Smart Band6からはフルスクリーンになったこともあり、このボタンが無くなったので操作性が悪くなりました。
あくまで、個人的な感想ですが、ボタンがあった方が操作しやすいです。
以上を踏まえると、既に旧モデル(Mi Smart Band5)を所有している方は、Mi Smart Band6は見送りで良いと思います。
旧モデル(Mi Smart Band5)を所有してない方は、Mi Smart Band6よりも安価な旧モデルの購入をおすすめします。
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新しいガジェット好きの方は、Mi Smart Band6を購入しても良いかと思います。
少し高いですが、ディスプレイが大きく解像度も高いので悪くはないですよ。操作性に慣れれば不満もないでしょう。
まとめ:Mi Smart Band6じゃなくて旧モデル(Mi Smart Band5)で良いかも
本記事では、Xiaomiから発売されているMi Smart Band6(グローバル版)(Miスマートバンド6)をご紹介しました。
Mi Smart Band6(グローバル版)の旧モデル(Mi Smart Band5)からのアップデートは主に下記です。
- SpO2(血中酸素濃度)測定
- ポモドーロタイマー
- 通知のアイコン表示
- ディスプレイ表示の拡大
- スポーツモードの拡充(11種類→30種類)
- 睡眠トラッカーのうち「睡眠時呼吸の質」の測定
Mi Smart Band6(グローバル版)を使用して感じた良いところは下記です。
- ディスプレイサイズが大型化、解像度が高い
- ポモドーロタイマーが便利
一方で、Mi Smart Band6(グローバル版)を使用して感じたイマイチなところは下記です。
- 旧モデル(Mi Smart Band5)から大きなアプデートがない
- 旧モデル(Mi Smart Band5)よりも操作性が悪い
既に旧モデル(Mi Smart Band5)を所有している方は、Mi Smart Band6は見送りで良いと思いますが、ガジェット好きならば購入しても良いかと思います。
旧モデル(Mi Smart Band5)を所有してない方は、安価な旧モデルでも良いかと思います。
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おまけ:Mi Smart Band6の充電時の表示がかっこ良い
Mi Smart Band6の充電時の表示がかっこ良くなっていましたので、ここに報告します。
以上、おまけでした。