この記事の内容
本記事は、エコバックス DEEBOT N8+のレビュー記事です。
自動ゴミ収集、水拭き対応、マッピング性能など全部入りの格安ロボット掃除機で、非常におすすめの製品です。
管理人が実際に2ヶ月使用してよかった点とイマイチだった点を詳細に解説していきます。
こんにちは、管理人のきなり(@launderlab) です。
お問い合わせはこちら、レビューのご依頼はこちらにお願いします。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
エコバックス DEEBOT N8+のレビューの結論
エコバックス DEEBOT N8+を実際に2ヶ月使用したレビューの結論は以下の通りです。
良いと感じた点
- アプリでの初期設定が楽チン
- マッピング機能が高精度でカスタマイズ性能高め
- スマホで清掃予約が可能
- 自動ゴミ収集対応で手間がかからない
- 掃除しながら水拭きしてくれる
イマイチと感じた点
- 毛の長いラグやカーペットは苦手
- 自動ゴミ収集時は若干うるさい
- 水拭きは自動化できない
エコバックス DEEBOT N8+の主なスペックは以下の通りです。
ECOVACS DEEBOT N8+ | |
本体サイズ | 約35 × 35 × 9cm |
本体重量 | 3.6kg |
自動ゴミ収集 | ○ |
水拭き | ○ |
マッピング機能 | ○ |
衝突防止センサー | ○ |
落下防止センサー | ○ |
乗り越え高さ | 2cm |
アプリ | ○ |
カラー | ホワイト |
価格 | 74,800円 |
スペックを見ての通り、ロボット掃除機の機能が全て詰まったスペックです。個人的に最強のロボット掃除機だと思います。
それでは、製品の詳細をレビューしていきましょう。
エコバックス DEEBOT N8+のレビュー
エコバックス DEEBOT N8+の外観、サイズ
エコバックス DEEBOT N8+を開封し、外観、サイズをチェックしていきます。
かなりでっかい箱で届きました。
箱の中には自動ゴミ収集機。
クリーニングモップ(繰り返しタイプ)、クリーニングモップ(使い捨てタイプ)、サイドブラシ、ダストボックス、説明書が入っています。
続いて、エコバックス DEEBOT N8+のサイズを測定していきます。
自動ゴミ収集機のサイズは、幅が31cm。
奥行きは40cm。
高さは43cmです。
後述しますが、自動ゴミ収集機を設置するには、左右側と手前側に空間が必要となります。専有面積が広い点に注意です。
購入する前に事前に設置可能か測定しておくと良いですね。
エコバックス DEEBOT N8+本体は直径34cmほど。
本体の裏側です。サイドブラシを取り付けてみました。
サイドブラシは2つ取り付ける必要があります。
回転ブラシは毛状と水切り状の2種類の形状になってます。
自動ゴミ収集機の背面には電源ケーブルを格納できるようになっています。親切設計でグッドです。
エコバックス DEEBOT N8+の設置場所
エコバックス DEEBOT N8+を設置します。
最初は、写真のように設置しましたが、充電ドックに戻れなくなったため、広い場所へと移動させました。
説明書には、設置場所の左右に50cm以上、手前側には1.5m以上の空間が必要との記載がありました。
次に移動させた場所は、左右側、手前側に空間がある場所。
この場所では、エコバックス DEEBOT N8+が安定して動作してくれました。
一人暮らしの方は、設置場所が確保できるかを購入の前に確認しておきましょう。
エコバックス DEEBOT N8+の初期設定方法
エコバックス DEEBOT N8+は専用アプリで簡単に初期設定することができます。
ECOVACS HOME
Ecovacs無料posted withアプリーチ
アプリをダウンロードしたら上のスクリーンショットのように設定を進めていくだけで、エコバックス DEEBOT N8+が使えるようになります。
名前を付けたりおやすみモードを設定したり、と必要最低限の設定で初期設定は完了です。初期設定を済ませ一度清掃をすると、マッピングが追加されます。
初期設定のやり方は、以下の記事で詳述しています。
エコバックス DEEBOT製品のマッピングのやり方を解説【画像多め】
続きを見る
エコバックス DEEBOT N8+のマッピングは高精度、カスタマイズ性が良い
先の通り、エコバックス DEEBOT N8+は一度清掃すると、このようにマップが作成されます。
マップ機能として、エリア設定(エリアの分割・結合、ラベル付け)や進入禁止エリア設定、モップ禁止エリア設定が可能です。
エリアラベルは、居間や食堂、寝室や書斎など多種のラベルから設定することができます。
エリアごとに清掃回数(1回 or 2回)や吸引力の強さ、水拭きの水量を調節することが可能なので、カスタマイズ性能高めです。
マッピングのやり方は、こちらの記事で詳述しています。
エコバックス DEEBOT N8+は清掃予約が可能
エコバックス DEEBOT N8+は、スマホで清掃の予約をすることができます。
エリアごとに清掃をする曜日や時間を設定できます。
私は、平日と土曜を自動で清掃する設定にし、日曜は手動で水拭きしています。
また、エリアごとに清掃回数や吸引力の強さなどの設定もできるので、清掃予約と組み合わせることで、清掃設定を自在にカスタマイズすることができます。
清掃予約の方法は、こちらの記事で詳述しています。
エコバックス DEEBOT N8+は自動ゴミ収集対応
エコバックス DEEBOT N8+は自動ゴミ収集に対応しているので、日々の手入れが非常に楽チンです。
ダストバックスは最大60日間のゴミを収集可能なので、手入れは2ヶ月に一度すれば良いでしょう。
私は3LDKの間取りで使用していますが、3ヶ月程度でダストボックスの紙パックがパンパンになりました。
ダストボックスは予備を準備しておくと便利です。互換品が安価でおすすめです。
エコバックス DEEBOT N8+は水拭き対応
エコバックス DEEBOT N8+は水拭きしながら掃除も同時にしてくれます。
水拭きさせるためには、手動で水タンクに水を入れ、モッププレートを取り付ける必要があります。
水タンクはこのように取り外し可能で、青いキャップを外して水を入れます。
モッププレートを取り付けるとこのようなフォルムになります。
あとは、スマホのアプリから掃除をさせると自動で「モップがけモード」と認識し、水拭きしてくれます。
このように十分な水量でしっかりと水拭きしてくれています。
水拭きの水量はアプリで設定可能なので、好みに合わせて調節しましょう。
掃除が終わった後のモッププレートの外観です。畳の上を移動するとモッププレートに畳が付いてしまいます。
水拭き後は、モッププレートを洗濯します。モッププレートの洗濯が面倒くさい方は、付属する使い捨てタイプのモッププレートを使用しましょう。
エコバックス DEEBOT N8+は毛の長いラグやカーペットが苦手
エコバックス DEEBOT N8+の欠点はカーペットやラグが苦手な点です。
特に写真のような毛の長いラグは非常に苦手で、掃除中に遭難することが何回もありました。
こんな感じの玄関マットも苦手のようで、何度もこの場所で力尽きていました。
力尽きている時の通知です。
落下防止装置に関する通知は、長い毛で覆われているのをホコリだと誤認するのが原因だと思います。
以上のような遭難事例が多かったので、不要なラグは撤去し残しておきたいラグは進入禁止ゾーンに設定することで対応しました。
アプリでこのように仮想境界線を設定し、進入禁止ゾーンに設定できます。
さらにモップ禁止ゾーンも設定できるので、水拭きさせたくないエリアも自由に設定可能です。
禁止エリアの設定方法は、以下の記事で詳述しています。
エコバックス DEEBOT製品のマッピングのやり方を解説【画像多め】
続きを見る
エコバックス DEEBOT N8+の自動ゴミ収集は若干うるさい
エコバックス DEEBOT N8+は清掃時の音量はさほどではありませんが、ゴミ収集時の音量は若干うるさいです。
試しにエコバックス DEEBOT N8+本体のそばで音量を測定してみたところ、清掃時は50dB程度なのに対して、ゴミ収集時は70dB程度となります。
調べてみたところ、70dBはセミの鳴き声と同じくらいらしいです。
音量が大きいので、夜中の清掃はしないほうが良いでしょう。
エコバックス DEEBOT N8+はこんな人におすすめ
これまでのレビューを踏まえ、エコバックス DEEBOT N8+をおすすめする人は以下となります。
- 自動ゴミ収集、水拭き対応のロボット掃除機を導入したい人
- 高性能なマッピングで部屋ごとの清掃設定や禁止エリアの設定をしたい人
- 清掃予約で掃除を自動化させたい人
自動ゴミ収集、水拭き対応のロボット掃除機を導入したい人
エコバックス DEEBOT N8+の特徴は、自動ゴミ収集機能搭載で掃除を自動化させることができる点、水拭きにも対応している点です。
「掃除するのが面倒くさい」、「忙しくて掃除に時間が取れない」人におすすめの製品です。
高性能なマッピングで部屋ごとの清掃設定や禁止エリアの設定をしたい人
エコバックス DEEBOT N8+は、マッピング機能が非常に高性能です。
一度、マッピングしてしまえば、部屋ごとに掃除の回数や吸引力の強さ、進入禁止エリアの設定が可能です。
高性能なマッピング機能が欲しい人に本製品をおすすめできます。
清掃予約で掃除を自動化させたい人
エコバックス DEEBOT N8+は、アプリで清掃予約をすることが可能です。
安価なロボット掃除機だと清掃予約をできない場合がありますが、本製品は清掃をする曜日や時間をスケジュール管理することができます。
清掃予約で掃除を自動化させたい人には、本製品をおすすめできます。
エコバックス DEEBOT N8+はこんな人におすすめできない
これまでのレビューを踏まえ、エコバックス DEEBOT N8+をおすすめできない人は以下となります。
- 毛の長いラグやカーペットの設置面積が広い人
- 水拭きも全自動化したい人
毛の長いラグやカーペットの設置面積が広い人
エコバックス DEEBOT N8+は毛の長いラグやカーペットの上での移動は苦手です。
ラグやカーペットの設置面積が小面積であれば、清掃禁止エリアを設定することで侵入させることを防げますが、接地面積が広い場合は清掃禁止エリアが広くなってしまいます。
従って、毛の長いラグやカーペットの設置面積が広い人には本製品をおすすめできません。
水拭きも全自動化したい人
エコバックス DEEBOT N8+は水拭き対応ですが、モッププレートの取り付けや清掃、タンクへの水の補充は手動です。
通常の清掃は自動化できますが、水拭きは自動化できません。
水拭きもの自動化は、最近発売されたエコバックス DEEBOT X1 TURBOで可能となりました。
エコバックス DEEBOT X1 TURBOは、モップの清掃や水の補充などを自動化してくれます。
ただし、価格は15万円弱でかなり高いです。
エコバックス DEEBOT N8+の評判・口コミ
エコバックス DEEBOT N8+の良い口コミ
Twitterから拾ったエコバックス DEEBOT N8+に関する良い口コミを紹介します。
高性能なマッピング機能、静音性の評価が多かったです。ルンバに比べて静音というのは驚きですね。
すごいすごい!部屋の構成を勝手に学習していってる!
— ENDoDo🐣 (@endodo_t) June 21, 2022
エコバックスN8+ pic.twitter.com/1tJASRO74V
導入、買い替えされた冷凍庫。
— 2児の母。 (@sansana7777) May 22, 2021
Roomba+3iはレンタルしていたものですが、購入したのはエコバックスのDEEBOT N8 PRO+🧹🧹ノノ( ˊᵕˋ ;)💦Roombaに比べて静かです。
冷凍庫も121Lから250Lへ。国内メーカーが無いのよね、このクラスだと。かっちゃんたちの鹿骨も沢山ストックできます🦴レポは後日。 pic.twitter.com/QqlmJcOPMT
エコバックス DEEBOT N8+のイマイチな口コミ
Twitterから拾ったエコバックス DEEBOT N8+に関するイマイチな口コミを紹介します。
水拭き機能にイマイチな口コミがありました。
水拭き機能に関しては、水量を調節できるので個人的には全く気になりませんが、個体によっては水を出しすぎるのかもしれません。
ECOVACS(エコバックス)DEEBOT N8+ は鼻水足し小僧並みに水を落としてる。
— 丸屋 正志/Maruya Masashi_lv26 (@M_Maru76) July 7, 2021
買わなければ良かったメーカーランキング1位 pic.twitter.com/OT8EqtLsdO
エコバックス DEEBOT N8+のレビューまとめ
本記事ではエコバックス DEEBOT N8+を徹底的にレビューしました。
実際に2ヶ月使用したレビューの結論は下記の通りです。
良いと感じた点
- アプリでの初期設定が楽チン
- マッピング機能が高精度でカスタマイズ性能高め
- スマホで清掃予約が可能
- 自動ゴミ収集対応で手間がかからない
- 掃除しながら水拭きしてくれる
イマイチと感じた点
- 毛の長いラグやカーペットは苦手
- 自動ゴミ収集時は若干うるさい
- 水拭きは自動化できない
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