ポイント
本記事は、「OneOdio SuperEQ S2」をレビューするものです。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)対応ワイヤレスヘッドフォンで210gと軽量な製品です。
購入を検討している方、ぜひ参考にして下さい。
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【OneOdio SuperEQ S1レビュー】ANCワイヤレスヘッドフォンで6000円以下
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OneOdio SuperEQ S2の結論を先に解説

OneOdio SuperEQ S2のレビューの結論を先にご紹介します。
OneOdio SuperEQ S2を使ってみてよかった点は下記となります。
- 210gと軽量なので持ち運びが楽
- USB Tyupe-Cに対応している
- ヘッドフォンの性能テスト結果は良好
- 価格が4,000円台でコストパフォーマンスが高い
OneOdio SuperEQ S2を使ってみてイマイチだった点は下記となります。
- オンイヤー式なので若干圧迫感あり
- ノイズキャンセリングオンでBluetooth接続だと18時間しかバッテリーが持たない
- ノイズキャンセリング性能は価格相応
- 音質はドンシャリ傾向が強め(好みが分かれる)
OneOdio SuperEQ S2のスペックをおさらい

OneOdio SuperEQ S2の基本スペックは下記の通りです。
OneOdio SuperEQ S2 | |
形式 | オンイヤー |
再生可能時間 | ノイズキャンセリング オン(Bluetooth接続):18時間 ノイズキャンセリング オフ(Bluetooth接続):25時間 ノイズキャンセリング オン(有線接続):45時間 |
充電時間 | 約2時間 |
応答周波数 | 20-20kHz(Bluetooth接続時) |
プラグ(有線接続時) | 3.5mm |
重量 | 210g |
付属品 | USB Type-Cケーブル、3.5mmオーディオケーブル、航空機用変換プラグ、収納袋、説明書 |
Bluetooth | 5.0 |
価格(Amazon) | 4,599円 |
本製品はオンイヤー式のヘッドフォンとなっていて、210gと軽量です。
4,000円台でANC(アクティブノイズキャンセリング)にも対応しているので、コストパフォーマンスはバッチリです。
一方、Bluetooth接続でANC(アクティブノイズキャンセリング)オンの状態だとバッテリーが18時間しか持たないのが心配ですね。
カラーは3色展開となっています。



ブラック以外はかなりポップなデザインとなっています。中高生向けでしょうか?
アラサーの私はおとなしくブラックをチョイスしました。
OneOdio SuperEQ S2を開封・外観をチェック

さっそく、OneOdio SuperEQ S2を開封していきます。

ヘッドフォン本体、USB Type-Cケーブル、3.5mmオーディオケーブル、航空機用変換プラグ、収納袋、説明書が入っています。
ヘッドフォンのカラーはブラックです。

ヘッドフォン本体の外観はこのような感じです。
黒とシルバーのシンプルなデザインです。かっこ良いです。

裏から見るとこのような感じ。
折りたたまった状態で箱に収納されていました。
ハウジングはスイベル機構となっていて90°回転します。
ヘッドバンドの折りたたみ部はしっかりした作りとなっていて、折りたたむ時にカチッと音がします。

ヘッドバンドの伸縮は2cm程となります。


ヘッドバンドの折りたたみを解いた状態です。

イヤーパッドの外観はこのようになっています。
イヤーパッドのクッションはふかふかしていますが、耐久性は低いと思います。

右側のハウジングには4つのボタンが付いています。
ボタンの押し心地はあまり良くありません。(プラスチックのおもちゃみたいな感覚)

左右のボタンは音量変更に使うボタンです。
下のボタンは電源のオンオフ、ペアリングに使うボタンです。
上のボタンはANC(アクティブノイズキャンセリング)のオンオフに使うボタンです。

3.5mmイヤホンジャックがボタンの下についています。

左側のハウジングにはUSB Type-Cポートがついています。

micro USBではなく、USB Type-Cに対応しているのは嬉しいですね。

ヘッドフォンを下方から眺めてみました。

ヘッドフォンを上方から眺めてみました。

USB Type-Cケーブルが付属しています。

3.5mmイヤホンケーブルと航空機用変換プラグが付属しています。

収納袋は質感がしっかりしています。素材はフェイクレザーとなっていて、触っていて心地よいです。
本製品はかなり軽量なので、持ち運びに使っていきたいですね。

説明書は日本語になっています。
最近のガジェットは日本語対応していないことも多いので嬉しいです。
OneOdio SuperEQ S2を装着・ペアリング

OneOdio SuperEQ S2の装着感は、オンイヤーヘッドフォンなりです。
クッションはしっかりしているので圧迫感はキツく感じませんが、オーバーイヤーヘッドフォンほど良いものではありません。
可もなく不可もなくといった感じでしょうか。

ペアリングについては、Bluetooth 5.0に対応していることもあり、一瞬で接続することができます。
PCでもスマートフォンでもペアリングで困ることはないでしょう。
OneOdio SuperEQ S2はマルチポイント機能に対応していますが、オーディオチェンネルが1つしかありませんので、同時に複数デバイスの音を出すことはできません。
どちらか一方のデバイスは音声を一時停止した状態にしておく必要があります。
私の環境では、PCの音声をヘッドフォンから出力している場合、スマホの音声を出力することはできませんでした。
PCの音声を一時停止した状態にすることで、スマホの音声を出力することができました。
OneOdio SuperEQ S2の音質・性能テスト

続いて、OneOdio SuperEQ S2の音質、性能テストを行います。PCにBluetooth接続した状態でのテストとなります。
テストしてみて気づきましたが、ほとんどOneOdio SuperEQ S1と同じ結果になりました。
今回はエージング(慣らし運転)をせずにテストを行います。
エージングを行うことで、音域が広くなったり、低音や高音の伸びも改善されるので、購入した際にはエージングをしたほうが良いです。
エージングは「Chord & Major」公式HPを参考にしてみて下さい。
遅延テスト
Bluetoothヘッドフォンなので、遅延の有無が重要です。↓の動画で遅延が無いかチェックします。
赤矢印と青矢印が重なったタイミングで音が出ているので問題ありません。
体感できるような遅延はありません。
定位感のテスト
定位感のテストは、音源がどこから流れているかを再現できているかのテストです。
↓の動画で示される場所から音源が聞こえればOKです。
上下方向、左右方向、遠近方向、前後方向の音の違いが分かりました。
実際にFPSをプレイした場合の定位感が気になり、↓のAPEXのテスト動画を視聴しました。
この動画では、左右方向、遠近方向、前後方向の音の違いが分かりましたが、上下方向の違いは分かりませんでした。
プレイするゲームにも依るかもしれませんが、テスト結果として挙げておきます。
低音域周波数テスト
OneOdio SuperEQ S2の応答周波数は20Hzまで対応しています。実際に↓の低音域周波数の音源を聞いてテストしてみます。
2Hzまでは音源を聞き取れました。低音域は問題なく音を出すことができます。
ノイズキャンセリング性能テスト
ヘッドフォンのノイズキャンセリングをオンにした状態で、↓の動画を別のスピーカーで再生し、ノイズキャンセリングが効いているかをテストします。
エンジン音もアナウンス音もバッチリ聞こえるので、ノイズキャンセリング性能はイマイチです。
特に中~高音域は全くノイズキャンセリング機能が発揮されていません。
女性の声や機械のアナウンス音はほとんど原音で聞こえます。
細かい雑音をかき消してくれる程度のノイズキャンセリング性能と思っておいたほうが良いです。
OneOdio SuperEQ S2は、外部音取り込み機能非搭載です。
音質のテスト
bad guy / Billie Eilish
Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)のbad guy(バッドガイ)は重低音のテストに最適です。
実際にOneOdio SuperEQ S2で聞いてみます。
バスドラムの重低音がかなり前に出ている印象です。
2分30秒以降の女性の「パパパ」という音声も強めに聞こえます。
低音域と高音域が強調されているので、ドンシャリ系に寄っていますね。
Blackbird / The Beatles
続いて、The BeatlesのBlackbirdを視聴します。
こちらでは、ステップ音(低音)、アコギ音(高音)が強調されて聞こえます。
bad guyと同様の傾向であることが分かります。
ドンシャリ傾向の強いヘッドフォンですね。
Patricia JANEČKOVÁ
最後に高音域のテストを行います。
Patricia JANEČKOVÁの高音域がキンキン声に聞こえないで、抑揚のある調べに聞こえたら合格のようです。
高音域がかなり強調されて聞こえます。
キンキン声とまではいかないですが、高音域が強く前に出ていますね。
ドンシャリ系の音が好みの方には合っていると思います。
音域の好みにより好き嫌いが分かれるヘッドフォンです。
OneOdio SuperEQ S2の音質・性能テスト結果
テスト結果をまとめると以下の通り。
OneOdio SuperEQ S2 | |
遅延 | ◎ |
定位感 | ○ |
低音域周波数 | ◎ |
ノイズキャンセリング | △ |
音質 | ○(ドンシャリ強め) |
総評 | ○ |
OneOdio SuperEQ S2はノイズキャンセリング性能の弱さが気になりましたが、それ以外の性能は特に不満はありません。
音質は、かなりドンシャリ系に寄っているので、好みが分かれると思います。
OneOdio SuperEQ S1よりもドンシャリ傾向が強めの音となっています。
4,000円台のヘッドフォンということもあり、コストパフォーマンスは優れていると思います。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)対応のワイヤレスヘッドフォンを安価に手に入れたい方にはおすすめできます。
まとめ:OneOdio SuperEQ S2は持ち運びに最適なANCワイヤレスヘッドフォン

本記事では、OneOdio SuperEQ S2をレビューしました。
OneOdio SuperEQ S2を使ってみてよかった点は下記となります。
- 210gと軽量なので持ち運びが楽
- USB Tyupe-Cに対応している
- ヘッドフォンの性能テスト結果は良好
- 価格が4,000円台でコストパフォーマンスが高い
OneOdio SuperEQ S2を使ってみてイマイチだった点は下記となります。
- オンイヤー式なので若干圧迫感あり
- ノイズキャンセリングオンでBluetooth接続だと18時間しかバッテリーが持たない
- ノイズキャンセリング性能は価格相応
- 音質はドンシャリ傾向が強め(好みが分かれる)
4,000円台でANC(アクティブノイズキャンセリング)対応のワイヤレスヘッドフォンということで驚きのコストパフォーマンスですが、基本性能は必要十分を満たしています。
ノイズキャンセリング性能は価格相応ですが、ANC(アクティブノイズキャンセリング)を手軽に試してみたい方にはおすすめできる製品です。
気になった方、ぜひチェックしてみて下さいね!
OneOdio様よりクーポンコードを頂きました!
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