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Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)って?
Amazonで一番売れている日本製の非接触体温計は、㈱東亜産業(TOAMIT)が販売する「アイメディータ(aimedata)」です。
正確には、「非接触体温計」ではなく、「非接触式電子温度計」らしいですが、本記事では「非接触体温計」と記載します。
価格は2020年12月12日現在で5,100円と、日本製の非接触体温計としては安価です。
測定方法は赤外線センサーを用いた非接触式のもので、乾電池での駆動となります。
測定距離は1~3cmの範囲内で、測定時間は3秒以内で測定可能とのこと。
体温を測定した記録は自動的に保存され、32回分の記録を保存できるらしいです。
Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の精度は?
日本製の非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の精度を調べようと思ったのですが、㈱東亜産業のHPで調べても製品ページはありませんでした。
こんな感じで「ページが見つかりませんでした」と表示されます。
仕方ないので、ネットショップを巡回し製品について調べてみましたが、測定精度に関する記載はありませんでした。
本製品の体温測定モードで、35~43℃まで測定できるくらいの情報しか得られませんでした。
ちなみに、Amazonの製品ページをみると、なんか日本語が変でした。
怪しいと思い更に調べると、こちらの製品は日本メーカー製ではあるものの、製造は中国であることが分かりました。
製造が中国なのは割り切りましょう。
Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の口コミは?
Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)のポジティブな口コミ
ネットショップでのポジティブな口コミの要約です。
女性
日本メーカー製のため購入しました。生産国は中国ですが、海外生産が主流なので抵抗はなかった。
公的機関で使用していますが、接触型体温計と測定差がなく、正確に測れている。
瞬時に体温が図れることができ、一般家庭で重宝すると思う。
男性
これまで使用していたものが測定差が大きかったため買い替え。
測定ばらつきは0.2℃ほどで安定している。
Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)のネガティブな口コミ
ネットショップでのネガティブな口コミの要約です。
男性
平熱が高い方は全く使えないと思う。
微熱が出た際に測定したが、接触型の体温計で37.7℃だったが、本製品では36.5℃と表示された。
女性
体温計のベストセーラーだったため購入。
同じ環境、同じ人で毎回測定温度が異なる。
35~38℃ほどのばらつきがある。
Amazonで一番売れてる日本製非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の口コミまとめ
ネットショップ上のレビューを見ていると、ちゃんと検温ができているという方もいる一方で、測定精度が悪いという方もいました。
「ちゃんと検温ができている」というレビューをしている方も文面を見るとサクラではなく、ちゃんとした購入者だと思われます。
こういったレビューから、本製品は当たり外れがあるものと思いました。
また、レビューのほとんどは、接触型の体温計より0.2~0.3℃ほど低く測定されるというものなので、測定された体温に0.2~0.3℃を足して校正すれば良いと思います。
こちらの商品は医療機器認証番号を取得していますし、最大許容誤差が体温であれば5%と高精度のものとなっています。
検温の精度を求める方はこちらの商品をおすすめします。
まとめ:Amazonで一番売れてる非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の精度・口コミを調査した結果
本記事では、Amazonで一番売れてる非接触体温計(東亜産業(TOAMIT) アイメディータ)の精度・口コミを調査した結果をまとめました。
測定精度は分からなかったものの、ネットショップのレビューをみると、接触型の体温計より0.2~0.3℃ほど低い値が出ることが分かりました。
また、ひどい場合には、熱が出ても平熱で測定されることもあるそうです。
このように製品に当たり外れがあると思いますが、一般家庭向けにある程度の精度で検温することができるものと思いました。
非接触体温計で精度を求める方は、TANITAの医療機器認証番号を取得しているものをおすすめします。
こちらは、最大許容誤差の記載もありますし、検温の精度は高いものと思います。