ポイント
本記事は、Ankerから販売されている完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty Air 2 Pro」をレビューするものです。
紆余曲折の末、やっと手に入れることができました。
Soundcore Liberty Air 2 Proを1週間使用してみたので、使用してみて気づいた良い点やイマイチな点、感想などを徹底的にレビューしていきます。
結論:
- 音質最高。カスタマイズ性が高く、自分好みの音にイコライザーを設定可能。
- ノイズキャンセリングモードが凄まじい。雑音が一切聞こえなくなる。
- 操作性申し分なし。外音取り込みとノイズキャンセリングの切り替えが早い。
- フィット感イマイチ。かなりズレる。イヤホンを何回か落とした。→イヤーピース購入で改善
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この記事の目次(クリックでジャンプ)
Soundcore Liberty Air 2 Proのスペックをおさらい
Ankerから販売されているSoundcore Liberty Air 2 Proのスペックは以下。
Soundcore Liberty Air 2 Pro | |
再生可能時間 | 通常モード:イヤホン本体のみ(最大7時間)、充電ケース使用時(最大26時間) |
ノイズキャンセリングモード:イヤホン本体のみ(最大6時間)、充電ケース使用時(最大21時間) | |
外部音取り込みモード:イヤホン本体のみ(最大6.5時間)、充電ケース使用時(最大23時間) | |
充電時間 | USBケーブル使用時:約1.5時間 |
ワイヤレス充電時:約2.5時間 | |
重さ | 約62g(充電ケース含む) |
防水規格 | IPX4 |
通信方式 | Bluetooth 5 |
対応コーデック | SBC / AAC |
付属品 | イヤーピース 9種(XXXS~XL)、USB Type-Cケーブル、説明書 |
アプリ | Soundcore |
価格(Amazon) | 12,980円 |
12,980円でアクティブノイズキャンセリング対応、かなりコスパの高いイヤホンです。
注意ポイント
本製品は、aptX非対応となっています。
※aptXとは主にAndroidで使用されているコーデックで、タイムラグを低減したり高音質化に繋がるものです。
後述しますが、Androidユーザーでも遅延・音質に関して問題なく使用できますので、ご安心ください。
Soundcore Liberty Air 2 Proを開封
箱は高級感があります。
ワクワクしながら開封します。
開封すると、イヤホン本体、充電ケース、説明書、イヤーピース(8種)、USB Type-Cケーブルが入っています。
イヤホン本体はこんな感じ。
カラーは、ブラック/シルバー。
かっこ良いです。
質感もグッドです。
イヤーピースはシリコン製。
Mサイズのイヤーピースが装着されています。
充電ケースの外観はこんな感じ。
スライドで開閉します。
スライドの感覚もかなり良いです。
イヤホン本体を充電ケースに格納するとこんな感じです。
磁気でカチッとハマるようになっています。
イヤホンを格納した状態でケースをスライドさせると、Bluetoothのペアリングを開始します。
付属のシリコン製のイヤーピースは、XXXS、XXS、XS、S、L、XL、M+、L+の8種類。
標準で装着されているMサイズを合わせると9種類のイヤーピースがあります。
説明書も付属しています。
製品保証・カスタマーサポートの書類も同封されています。
Anker製のUSB-Type-Cケーブルが付属されています。
ACアダプターは付属していません。
Soundcore Liberty Air 2 Proの重量測定
イヤホンを格納した状態で充電ケースの重量を測定した結果、61g。
公称値とほぼ同じです。
イヤホン本体は5gです。
かなり軽量です。
Soundcore Liberty Air 2 Proを使ってみる
Soundcore Liberty Air 2 Proの初期設定は簡単
それでは、さっそくSoundcore Liberty Air 2 Proを使用してみます。
まずは、充電ケースをパカッとスライドさせてペアリングします。
Soundcore Liberty Air 2 Proとのペアリングは一瞬です。
ペアリング後の設定方法の詳細は↓の記事にまとめています。
Soundcore Liberty Air 2 Proの設定方法を解説【スクリーンショット多め】
続きを見る
詳細はブログ記事をご覧いただければと思いますが、私が実際に使用した設定は下記です。
- モード設定
ノイズキャンセリングモード:交通機関
外部音取り込みモード:全ての外音 - HearIDおよびイコライザー:プリセット(ロック)
- コントロール
ダブルタップ:L(次へ)、R(再生/一時停止)
2秒間長押し:L(音声アシスタント)、R(モード設定(ノイズキャンセリング→外部音取り込み))
Soundcore Liberty Air 2 Proのフィット感はイマイチ
Soundcore Liberty Air 2 Proを耳に装着してみます。
Soundcore Liberty Air 2 Proのフィット感はイマイチです。
どのイヤーチップに変えてもフィット感はイマイチ。
XXXS~XL、M+、L+の9種類もありますが、どれも私の耳にはフィットしない。
これまで愛用してきた「Zolo Liberty:右」の方がフィット感は優れています。
これは、これまで使っていたZolo Libertyに耳が慣れたという可能性もありますが、それにしてもSoundcore Liberty Air 2 Proはぐらつきます。
2021年5月追記:純正イヤーピースからFINAL(ファイナル) TYPE Eに交換したらフィット感が改善されました
純正イヤーピースはどのサイズを試しても合わず、通勤中にイヤホン本体を落とす日々が続いていましたが、イヤーピースを購入したら改善されました。
購入したイヤーピースは、FINAL(ファイナル) TYPE E。
FINAL(ファイナル) TYPE Eは、↓の写真(右)のように、ギザギザの軸が長いため耳の奥に入り込みます。
この軸のおかげで、イヤホンのフィット感が改善されました。
FINAL(ファイナル) TYPE Eについては、↓の記事で詳しく解説していますので、ぜひ覗いていってください。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のイヤーピースを交換(FINAL TYPE E)
続きを見る
Soundcore Liberty Air 2 Proのイコライザーは無限大
HearIDやプリセットをいくつか試した結果、私の耳に合うSoundcore Liberty Air 2 Proのイコライザーは、プリセットの「ロック」でした。
Soundcore Liberty Air 2 ProのHearIDは画期的ですが、どこか音が籠もっている印象。
個人的に聞く音楽がロックということもあり、ロックが一番しっくりきました。
HearIDや22種類のイコライザーでも耳が合わないという方には、周波数帯に合わせて音圧を調整できる機能もあります。
これだけカスタマイズができるので、お好みのイコライザーは必ずあるでしょう。
Soundcore Liberty Air 2 Proの音質は良い
私の耳は決して肥えている訳ではありませんが、それでもSoundcore Liberty Air 2 Proの音質がかなり良いことは分かります。
低音から高音までしっかりと鮮明に聞こえます。
イコライザーをロックに設定していれば、ドンシャリにもなりますし、
デフォルトに設定していれば、フラットにもなります。
Soundcore Liberty Air 2 ProgはaptX非対応だが問題なし
私はiPhoneユーザーなので調べた限りですが、音質や遅延に関して、aptXコーデックとAAC・SBCには明瞭な差はないとのこと。
現に、Bose、Sony、Jabraの最新機種の採用コーデックはaptXを採用していません。
というわけで、Soundcore Liberty Air 2 ProはaptX非対応ですが、問題ないといえます。
Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリングは最強
Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリングモードは下記4種から選択可能です。
- 交通機関
- 屋内
- 屋外
- カスタム
個人的には通勤時間によく音楽を聞くので、「交通機関」に設定。
ノイズキャンセリングをオンにして、音楽を聞いてみるとあら不思議。
音がぜんぜん聞こえません。
正確に伝えると、高音は若干聞こえるものの、中音~低音はほとんど聞こえません。
他の方がレビューしているように、ノイズキャンセリングは最強です。
Soundcore Liberty Air 2 Proの外音取り込みは及第点
Soundcore Liberty Air 2 Proの外音取り込みモードは下記2種から選択可能です。
- 全ての外音
- 音声フォーカス
どちらもあまり差はないので、「全ての外音」に設定。
外音取り込みモードに設定すると、「サーーーーーー」という音が常時聞こえます。
周りの音は聞こえるようになるのですが、余計な音が聞こえるので少しうるさい。
普段はノイズキャンセリングモードを使用するので、あまり気になりません。
Soundcore Liberty Air 2 Proの操作性はかなり良い
Soundcore Liberty Air 2 Proの充電ケースをスライドさせると一瞬でスマートフォンと接続します。
かなり接続は早いです。
Soundcore Liberty Air 2 Proは、右耳・左耳、2回タップ・長押しの4つにコントロールを割り当てることができます。
コントロールは以下の7種類。
イヤホンを耳から外さずに音楽を停止させたり、ノイズキャンセリングモードの設定を変更できるのはかなり便利です。
コンビニにちょっと立ち寄った時などに使える機能です。
片耳だけ耳からイヤホンを外すと、音楽が一時停止します。
これもかなり便利。
Soundcore Liberty Air 2 Proのマイクは普通
Soundcore Liberty Air 2 Proで録音した音声は以下。
電話などの通常使用用途であれば問題ありませんね。
Soundcore Liberty Air 2 Proを1週間使ってみた感想
Soundcore Liberty Air 2 Proを一週間使ってみた感想は以下。
- 音質最高。カスタマイズ性が高く、自分好みの音にイコライザーを設定可能。
- ノイズキャンセリングモードが凄まじい。雑音が一切聞こえなくなる。
- 操作性申し分なし。外音取り込みとノイズキャンセリングの切り替えが早い。
- フィット感イマイチ。かなりズレる。イヤホンを何回か落とした。→イヤーピース購入で改善
音質最高。カスタマイズ性が高く、自分好みの音にイコライザーを設定可能。
Soundcore Liberty Air 2 Proを1週間使ってみて、やっぱり音質が良いと感じました。
イコライザーの設定が多用で、いろいろな音を楽しめます。
個人的には結局、プリセットの「ロック」に落ち着きました。
ノイズキャンセリングモードが凄まじい。雑音が一切聞こえなくなる。
Soundcore Liberty Air 2 Proのノイズキャンセリングが凄まじいことが分かりました。
例えば、PCやエアコン、ヒーターなどの稼働音は一切聞こえなくなります。
バスや電車といった移動中に聞こえる音もかなり低減されます。
Soundcore Liberty Air 2 Proを使うまでは、ノイズキャンセリングなんて要らないと思っていましたが、考えが覆されました。
12,980円でこれだけのノイズキャンセリングを使えるなんて、コスパ高すぎです。
操作性申し分なし。外音取り込みとノイズキャンセリングの切り替えが早い。
Soundcore Liberty Air 2 Proのタッチでのコントロールがかなり優秀だと再認識しました。
特によく使うのが「ノイズキャンセリングモード↔外音取り込みモード」の切り替えです。
これのおかげで、お店での軽い会話くらいならイヤホンを外さずに済むようになりました。
フィット感イマイチ。かなりズレる。イヤホンを何回か落とした。→イヤーピース購入で改善
Soundcore Liberty Air 2 Proはやっぱりフィット感がイマイチで、移動中に何回か落としてしまいましたが、
記述の通り、FINAL(ファイナル) TYPE Eを購入したことで改善されました。
980円と安価なのでおすすめです。
Amazonでは販売していないので、楽天から購入すると良いでしょう。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro のイヤーピースを交換(FINAL TYPE E)
続きを見る
Soundcore Liberty Air 2 Proを買うなら、ネットショップ?家電量販店?フリマアプリ?
Soundcore Liberty Air 2 Proを購入するなら、正規取扱店のネットショップか家電量販店です。
フリマアプリは安いかもしれませんが、保証がつかないのでおすすめできません。
詳細は↓の記事で解説している通り、Ankerは18ヶ月製品保証ですが正規取扱店に限ります。
Anker製品は18ヶ月長期保証で最強!メルカリやラクマは対象外
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よって、ネットショップであれば、Amazonや楽天、ヤフーショッピングでの購入をおすすめします。
家電量販店であれば、ヤマダ電機やヨドバシカメラ、ビックカメラなどの大手家電量販店で購入することをおすすめします。
まとめ:音質・ノイズキャンセリング機能最強で12,980円のコスパ最高完全ワイヤレスイヤホン
本記事では、Soundcore Liberty Air 2 Proの1週間使用レビューをまとめました。
1週間使用して、感じた点は以下。
- 音質最高。カスタマイズ性が高く、自分好みの音にイコライザーを設定可能。
- ノイズキャンセリングモードが凄まじい。雑音が一切聞こえなくなる。
- 操作性申し分なし。外音取り込みとノイズキャンセリングの切り替えが早い。
- フィット感イマイチ。かなりズレる。イヤホンを何回か落とした。→イヤーピース購入で改善
フィット感はイヤーピース購入で改善されましたので、欠点なしの最高の完全ワイヤレスイヤホンになりました!
完全ワイヤレスイヤホンの購入を検討されている方は、Soundcore Liberty Air 2 Proをぜひ購入してみて下さい。
後悔はしませんよ。
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