この記事の内容
本記事は、ブログブームから数年が経ち、更新が止まってしまった方や方向性に迷っている方へ向けた私の「ブログ論」です。
生成AIやnoteが台頭する今だからこそ感じる「個人メディア」の重要性と、無理なく続けるためのマインドセットを解説します。
「稼ぐ」という重圧から解放され、純粋に発信を楽しむためのヒントになれば幸いです

こんにちは、管理人のきなり(@launderlab) です。
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みなさん、ブログ書いていますか?
おそらく、この記事にたどり着いた方の多くは「昔は書いていたけれど、最近は放置気味…」という状態ではないでしょうか。
2020年頃、世の中が大きく変わり、副業ブームに乗ってブログを始めた仲間がたくさんいました。
あれから数年。
気がつけば、SNSのタイムラインから同期のブロガーたちが一人、また一人と消えていきました。
「ブログはオワコン」「これからは動画の時代」「AIに聞けばいい」そんな言葉も耳にします。
それでも私は、こうしてブログを書き続けています。
今回は、ブログ歴7年目に突入した私が考える「今、あえて個人ブログを続ける理由」について、正直な想いを綴ります。
稼ぐノウハウではありませんが、迷っている方の背中をそっと押す内容になれば嬉しいです。
覗いていってくださいね。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
結論(ざっくり)]

詳細に入る前に、本記事の要点を先にご紹介します。
忙しい方はここだけ読んでいただければ、私の言いたいことは大体伝わるかと思います。
| 項目 | 内容 |
| 現状の認識 | 記事数150程度でも、長く続ければ月5万PVは十分に狙える資産になる。 |
| AI・noteとの関係 | 検索流入はAIに取って代わられる部分もあるが、「個人の体験」という一次情報は代替不可。noteは手軽だが、資産性ならWordPress一択。 |
| 続ける理由 | 「好きなモノを買う→レビューする→収益が出る→また好きなモノを買う」という趣味の錬金術こそが最大のメリット。 |
| 今後の戦略 | 「稼ぐ」を第一目標にしない。「自分の生きた証」を残す場所として、マイペースに運営する。 |
それでは、さっそく深掘りしていきます。
ブログ歴7年目、現在のリアルな運営状況

まずは、私がどのような状況でブログを運営しているのか、包み隠さずスペックを公開します。
「すごい実績」を見せたいわけではなく、これくらいマイペースでも大丈夫だという安心材料にしてください。
運営データの基本スペック
私のブログ運営状況は、ざっくり言うと以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
| 開設時期 | 2020年(コロナ禍の副業ブーム期) |
| 記事数 | 約150記事(7年間でこの数はかなり少ないです) |
| 最高月間PV | 約50,000 PV |
| 更新頻度 | 不定期(1年以上更新が止まった時期もあり) |
| ジャンル | ガジェット中心の雑記ブログ |
正直、ガチでやっているブロガーさんから見れば「やる気あるの?」と言われそうな数字かもしれません。
7年もやっていれば、毎日更新している人は1000記事を超えていてもおかしくないからです。
しかし、注目していただきたいのは**「150記事でも月5万PVまで伸びた」**という事実です。
更新停止期間があっても「死なない」強さ
実は私、本業が忙しすぎて丸1年ほどブログを放置していた時期があります。
管理画面にログインすらしなかったので、プラグインの更新通知が溜まりに溜まっていました。
普通ならアクセスが激減してモチベーションが折れるところですが、意外なことにアクセス数は横ばい、あるいは微増していたのです。
これがSNS(フロー型)とブログ(ストック型)の決定的な違いであり、ブログ最大の魅力です。
一度きちんと書いた記事は、私が寝ている間も、働いている間も、Google検索から読者を連れてきてくれます。
「過去の自分が書いた記事が、現在の自分を助けてくれる」。
この感覚を一度味わうと、多少更新が止まっても「まあ、大丈夫だろう」という心の余裕が生まれます。
もちろん、放置しすぎると情報は古くなりますが、リライト(修正)すればすぐに息を吹き返します。
この**「資産性」**こそが、私が7年目を迎えられた最大の要因です。
生成AI・note全盛期における「個人ブログ」の立ち位置

さて、ここからが本題です。
2020年当時は「とりあえずWordPressでブログを作れ」が合言葉でしたが、今は状況が違います。
ChatGPTやGeminiなどの生成AIが登場し、調べ物はAIに聞けば解決するようになりました。
また、noteのような手軽なプラットフォームも定着し、「サーバーを借りてまでブログをやる意味ある?」という疑問はもっともです。
結論から言うと、**「意味は大いにアリ」**です。
個人的には、むしろ今こそ個人ブログの価値が高まっているとさえ感じています。
「AIによる要約」と「個人の体験」の棲み分け
検索エンジンで何かを調べたとき、AIが要約を表示してくれる機能(SGEなど)が増えてきました。
「〇〇のスペックは?」といった単純な事実確認なら、もう個人のブログを見る必要はないかもしれません。
しかし、読者が本当に知りたいのは「スペック表」そのものでしょうか?
私は違うと思います。
読者が知りたいのは、
「で、実際に使ってみてどうだったの?」
「このボタンの押し心地は?」
「あなたの生活はどう変わったの?」
という、生身の人間の主観と感情です。
AIは、Web上の情報をまとめることはできても、実際に製品を買って開封したり、失敗して悔しがったりすることはできません。
あなたの「体験」や「失敗談」は、AIには決して生成できない一次情報なのです。
だからこそ、私のブログではスペックの羅列よりも「イマイチなところ」や「個人的な感想」を厚めに書くようにしています。
それが、AI時代における個人ブログの生存戦略だからです。
noteの手軽さ vs WordPressの城
「文章を書くだけならnoteでいいじゃん」という意見も、ごもっともです。
サーバー代もかかりませんし、コミュニティ機能も優秀で、書き始めのハードルは圧倒的に低いですよね。
私もnoteを使うことがありますが、それでも母艦はWordPressに置いています。
理由はシンプルで、**「自分だけの城」**だからです。
noteはあくまで「借り物の土地」にお店を出している状態です。
プラットフォームの規約が変われば、記事が非公開になったり、収益化のルールが変わったりするリスクが常にあります。
一方、独自ドメインとWordPressで作ったブログは、完全に自分の所有物です。
デザインも、広告の貼り方も、何を書くかも自由。
「自分のメディアを持っている」という所有感は、何にも代えがたい満足感を与えてくれます。
この「城」を少しずつ増改築していく楽しみは、プラットフォーム依存のサービスでは味わえない、地味ですが深い喜びなんですよ。
私がブログを続ける「好循環」の哲学

多くの人がブログを辞めてしまう最大の理由は、「稼げないから」ではないでしょうか。
「月100万円稼ぐ!」と意気込んで始めたものの、時給換算したら数十円…という現実に心が折れてしまうのです。
私も最初はそうでした。
しかし、ある時ふと**「稼ぐことを第一目的にするのをやめよう」**と開き直ってから、景色が変わりました。
私が実践しているのは、ビジネスとしてのブログではなく、**「趣味を加速させる装置」**としてのブログ運営です。
「好きなこと」を燃料に回すサイクル
私が考えるブログの理想的なサイクルは、まさに錬金術です。
- 好きなガジェットや生活用品を買う(出費)
- その製品を楽しみ、使い倒す(体験)
- 感じたことをブログに書く(アウトプット)
- 記事から収益が発生する(回収)
- その収益で、また新しいモノを買う(再投資)
このサイクルが回り始めると、人生のQOL(生活の質)が爆上がりします。
「ブログで生活費を稼ごう」と思うと修羅の道ですが、「欲しかったあのイヤホン代が浮けばいいな」くらいの感覚なら、驚くほど簡単に達成できます。
私の場合、このサイクルのおかげで、普通なら躊躇するような高価なキーボードや最新家電も「ブログのネタになるし実質無料(になるかもしれない)!」と言い訳して買えるようになりました。
これは、ただの消費活動が「生産活動」に変わる瞬間でもあります。
過去の自分への手紙として書く
もう一つ、私が大切にしているマインドがあります。
それは、記事を「不特定多数の誰か」ではなく、**「購入を迷っていた過去の自分」**に向けて書くことです。
「ここが不安だったけど、実際はどうだった?」
「説明書のこの部分がわかりにくかった」
そういった、自分が買う前に知りたかった情報を丁寧に残しておきます。
すると不思議なことに、同じような悩みを持った読者が検索から集まってくるのです。
「悩んでいる方の参考になれば幸いです」と記事を締めくくるとき、私は本当にそう思っていますし、それが誰かの役に立ったと分かった時の喜びは、金額以上の価値があります。
承認欲求と言われればそれまでですが、自分の発信が誰かの背中を押し、感謝される。
この精神的な報酬もまた、ブログを続ける大きな理由の一つです。
これからのブログとの付き合い方

ここまで、ブログのメリットや楽しさを語ってきましたが、これからブログを再開しよう、あるいは続けようと思っている方に向けて、私なりの「長く続けるコツ」をお伝えします。
結論から言うと、**「もっと適当でいい」**ということです。
毎日更新なんてしなくていい
「ブログは毎日更新すべき」
「最低でも100記事書かないとスタートラインに立てない」
かつてそんな根性論が流行りましたが、すべて忘れてください。
副業ブームの時、無理をして毎日更新していた人ほど、燃え尽きて辞めていきました。
私たちはプロのライターではありませんし、ブログ専業のアフィリエイターでもありません。
本業があり、家庭があり、趣味がある中で運営しているのです。
書きたい熱量がある時だけ書く。
忙しい時は1ヶ月放置してもいい。
それくらいの「ゆるさ」がないと、7年も続きません。
読者はあなたの更新頻度なんて気にしていません。
検索からたまたま訪れて、役に立つ情報があればそれで満足なのです。
「稼ぐ」よりも「残す」
これからの個人ブログは、稼ぐためのツールというよりも、**「自分の思考や歴史のアーカイブ」**としての側面が強くなっていくと思います。
数年後に自分のブログを見返すと、当時の自分が何に興味を持ち、何を考えていたかが鮮明に蘇ります。
「あの時はこんなガジェットに感動していたんだな」
「文章が下手すぎて笑えるな」
そんな風に、過去の自分と対話できる場所は、SNSのタイムラインにはありません。
収益はあくまで「おまけ」です。
結果的にサーバー代とお小遣いが稼げればラッキー、くらいのスタンスでいることが、精神衛生的にも最強の生存戦略です。
もし、あなたが「もうブログは辞めようかな」と思っているなら、サーバーの契約を切る前にもう一度だけ考えてみてください。
そのブログは、あなたの生きた証であり、世界に一つだけのメディアです。
完全に閉じてしまうのは、あまりにも勿体ないと思いませんか?
まとめ

本記事では、ブログ歴7年目の視点から、今の時代に個人ブログを続ける意義についてお話ししました。
最後に、要点を振り返っておきましょう。
- ブログは資産になる:150記事程度でも、長く続ければ月5万PVは目指せる。更新が止まっても過去記事が働き続ける。
- AIには勝てないが、AIにはなれない:スペック要約はAIの仕事。私たちは「感情」と「体験」を書くことで差別化できる。
- 趣味の錬金術を回そう:稼ぐことを目的にせず、好きなことを発信して、その収益でまた楽しむサイクルを作る。
- 細く長く、生存する:毎日更新の呪縛を捨て、自分のペースで「城」を守り続けることが大切。
ブログは、オワコンではありません。
形を変えながら、個人の思考を深め、人生を豊かにするツールとして、これからも残り続けるはずです。
もし、この記事を読んで「久しぶりに何か書いてみようかな」と管理画面を開いてくれたなら、これほど嬉しいことはありません。
あなたのペースで、あなただけのメディアを育てていってください。
私も、地味に、しぶとく書き続けます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのブログライフが、再び楽しいものになりますように。





