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スマートリングは本当に必要か?EVERINGを数回で使わなくなった私の本音と決断

この記事の内容

本記事は、スマートリング「EVERING」の使用体験と、使用を中止した理由をレビューするものです。
「指輪で決済」という未来感に惹かれましたが、Apple Watchやスマホ決済と比較して「インテリア」になってしまった経緯を赤裸々に語ります。
どちらを買うか迷っている方や、キャッシュレス派の方は必見です!

管理人
管理人

こんにちは、管理人のきなり(@launderlab) です。
お問い合わせはこちら、レビューのご依頼はこちらにお願いします。

みなさん、キャッシュレス決済は活用していますか?

私は財布を持ち歩かない生活に憧れて、ついにスマートリング「EVERING(エブリング)」を購入しました。

「指輪をかざすだけで決済完了」なんて、まるで魔法のようですよね。

しかし、結論から言うと、現在はデスクの上の「おしゃれなインテリア」と化しています。

なぜ、ガジェット好きの私が数回使っただけでEVERINGを封印することになったのか。

そこには、Apple Watchやスマホ決済と比較して見えてきた「構造的な弱点」がありました。

本記事では、私の失敗談を通じて、本当にあなたにEVERINGが必要かどうかを判断する材料を提供します。

ぜひ、参考にしてください。

【ざっくり言うと】EVERINGの使用をやめた3つの理由

詳細に入る前に、私がEVERINGの使用をやめてしまった理由を結論からご紹介します。

ざっくり言うと、以下の3点に集約されます。

  • Apple Watchと機能が被り、カードの切り替えができない不便さがある
  • スマホの「タッチ決済」と比較して、ポイント還元の恩恵が受けられない
  • マウス操作時に干渉したり、オフィスで悪目立ちしたりと物理的に邪魔

「なんとなく便利そう」というイメージだけで飛びつくと、私のように後悔するかもしれません。

それぞれの理由について、深掘りして解説していきますね。

期待と現実。「指輪で決済」は魔法のような体験だったか?

そもそも、なぜ私がEVERINGを購入したのか。

それは、「スマホすらポケットから出さずに決済したい」という究極の怠惰、いえ、効率化への憧れからでした。

最初の感動は「本物」でした

商品が届き、開封した瞬間の高揚感は文句のつけようがありません。

黒くミニマルなデザイン、充電不要という手軽さ、そして防水性能。

さっそく近所のコンビニで、恐る恐るレジの端末に指をかざしてみました。

「ピピッ」という音と共に決済が完了した瞬間、時代は進化しましたね。

財布もスマホも出さず、空の手で商品を受け取って店を出るスムーズさ。

まさに「身体拡張」とも言える感覚で、QOLが爆上がりしたように感じました。

なぜ感動は続かなかったのか?

しかし、その感動は長くは続きませんでした。

実際に使用したのは、最初の2〜3回だけです。

日常生活の中で使い込んでいくうちに、「あれ、これ意外と不便じゃないか?」という場面が増えてきたのです。

ガジェットとしての完成度は高いのですが、私のライフスタイルや既存のデバイスとの相性が最悪でした。

ここからは、具体的な「やめた理由」を論理的に解説していきます。

理由1:Apple Watchとの競合。機能重複とカード切替の壁

最大の誤算は、後追いで購入したApple Watchの存在でした。

結論から言うと、Apple Watchを持っているのであれば、EVERINGの出番はほぼありません。

腕にあるなら、指になくてもいい

Apple Watchにも「ウォレット機能」があり、手首をかざすだけで決済が可能です。

指輪か腕時計かという違いはありますが、「手ぶらで決済」という体験価値は全く同じです。

むしろ、Apple Watchの方が画面がある分、情報の視認性が高く安心感があります。

右手に指輪、左手に時計をつけて両方で決済できるようにする意味は、正直ありませんでした。

致命的な欠陥「レジ前でのカード切り替え」

EVERINGを使っていて最もストレスだったのが、決済カードの切り替えが瞬時にできない点です。

EVERINGはアプリでチャージ元のカードなどを設定しますが、レジ前でサッと切り替える仕様にはなっていません。

一方、Apple Watchならサイドボタンをダブルクリックするだけで、登録したカード一覧が表示されます。

「ここはiDで」「ここはQUICPayで」「ここはSuicaで」といった使い分けが、手元で一瞬で完結するのです。

この柔軟性の差は、キャッシュレス決済を使いこなす中級者以上にとっては決定的です。

結果として、多機能なApple Watchがあれば、単機能のEVERINGは「必要十分」ではなく「機能不足」と感じてしまいました。

理由2:ポイント還元の「機会損失」。スマホ決済の壁

2つ目の理由は、少しセコい話に聞こえるかもしれませんが、ポイ活民にとっては死活問題です。

それは、EVERING経由の決済では「スマホのタッチ決済限定の高還元」を受けられないという点です。

三井住友カード等の「7%還元」を取りこぼす

例えば、三井住友カード(NL)などは、対象のコンビニや飲食店で「スマホのタッチ決済」を行うと最大7%等のポイント還元が受けられます。

この恩恵を受けるためには、Apple PayやGoogle Payに登録したスマホ(またはApple Watch)でタッチする必要があります。

しかし、EVERINGはあくまで「Visaのタッチ決済対応のプリペイドデバイス」という扱いになります。

仕組み上、クレジットカードからチャージして使う形式ですが、決済自体はEVERINGによるものと見なされます。

つまり、せっかくの高還元対象店舗であっても、EVERINGで支払うと通常の還元率(0.5%など)になってしまう可能性があるのです。

「便利さ」と「お得さ」の天秤

「指輪をかざすだけ」という一瞬の快楽のために、数パーセントのポイント還元を捨てること。

これが私にはどうしても許容できませんでした。

「スマホを取り出す」という数秒の手間を惜しむだけで、毎回数円〜数十円を損している気分になります。

まさに、錬金術の逆を行く行為です。

塵も積もれば山となるポイ活において、この機会損失は無視できないデメリットでした。

理由3:物理的な違和感。マウスへの干渉とオフィスの視線

最後の理由は、機能面ではなく物理的な「使い心地」の問題です。

私はデスクワーカーなのですが、EVERINGの厚みがこれほど仕事の邪魔になるとは想定外でした。

マウスを持つたびに「カチカチ」当たる

私は右利きなので、右手の中指にEVERINGを装着していました。

しかし、マウスを握ると、どうしても指輪の側面がマウスのボディに接触します。

クリックしたりマウスを動かしたりするたびに、「カチッ、コツッ」という硬質な音が響きます。

これが地味にストレスで、集中力を削ぐ原因になりました。

「左手に着ければいいのでは?」と思うかもしれませんが、改札やレジの端末は右側にあることが多いですよね。

スムーズな決済のために右手に着けると仕事の邪魔になり、左手に着けると決済時に腕をクロスさせる必要がある。

このジレンマは、実際に着けて生活してみないと気づかない盲点でした。

オフィスで浮いてしまう「ガジェット感」

また、EVERINGは一般的な結婚指輪などに比べて、かなり分厚く存在感があります。

セラミック製で質感は上々なのですが、やはり「ガジェット」としての主張が強いです。

オフィスの照明に照らされると黒く光り、商談や会議の場でふと目に入ると、どうしても違和感があります。

「それ何?」と聞かれて話のネタになるメリットはありますが、TPOを選ばずに着け続けられるかというと疑問です。

毎日身につけるアクセサリーとしては、少し主張が激しすぎると感じました。

結果、家に帰って外すようになり、やがて朝つけるのを忘れ、最終的にはデスクのオブジェとなりました。

今後のスマートリングへの期待。覇権を握る鍵は?

ここまで酷評してしまいましたが、私はスマートリングという形状自体は嫌いではありません。

むしろ、可能性の塊だと思っています。

決済機能だけでは生き残れない

現状のEVERINGは「決済特化」ですが、これだけではスマホやウォッチの代替にはなり得ません。

今後、覇権を握るとすれば、「決済」+「ヘルスケア(ログ取得)」が完全に統合されたモデルでしょう。

Oura Ringのような健康管理機能と、EVERINGの決済機能が一つになれば、寝ている間も充電不要でログが取れる最強デバイスになります。

もしそんな製品が出たら、私も即座に飛びつくと思います。

スマートグラスとの競合も

ただ、視線を広げると、生成AIを搭載した「スマートグラス」の進化も凄まじいですよね。

「身につけるデバイス」の主戦場は、指から顔へと移っていくのかもしれません。

いずれにせよ、現状の単機能スマートリングは過渡期の製品という印象が拭えません。

ガジェット好きとしては、この「試行錯誤の過程」を楽しむのも醍醐味ではありますが。

まとめ:Apple Watch持ちなら「待ち」が正解かも

【本記事のまとめ】

  • 機能重複: Apple Watchがあれば、EVERINGを使う理由はほぼ消滅する。
  • ポイント還元: スマホタッチ決済の高還元(7%等)を受けられないのが痛い。
  • 装着感: デスクワーク(マウス操作)での干渉や、見た目のゴツさが気になる。
  • 結論: 現状は決済特化の単機能。ヘルスケア統合型が出るまで待つのが吉。

今回は、私がEVERINGの使用をやめてしまった理由をレビューしました。

誤解のないように言っておきますが、製品自体の品質や、コンセプトの面白さは素晴らしいです。

ただ、「Apple Watchを持っている」「ポイ活を重視する」「デスクワーク中心」という私の属性には合いませんでした。

もしあなたが、Apple Watchを持っておらず、スマホを出すのさえ面倒で、充電の手間から解放されたいなら。

EVERINGは最高のパートナーになる可能性があります。

しかし、迷っているなら今がチャンス、とは言いません。

ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、本当に定着するかどうか、一度冷静にシミュレーションしてみてください。

個人的には、Apple Watchの快適さを知ってしまった今、指輪に戻ることはないでしょう。

私のEVERINGは、今日もモニターの下で静かにホコリを被っています。

悩んでいる方の参考になれば幸いです。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。

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きなり

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